3.6.1.1 c-PE命令におけるL2BM(l2bmdars命令を除く)
l2bmdars命令(3.6.7.10l2bmdars/l2bmdarw-DARへの書き込み)を除き、PE命令におけるL2BMオペランドの文法は次の通りである。
code:txt
$lc<addr>
addrはL2BM内の長語単位のアドレスである。
L2BMはLMなどのPEメモリと違いアドレスインクリメントを指定できず、L2BM命令の内容に依存して、連続領域を重複なくアクセスするように自動的に決定される。
L2BMを構成するSRAMのポートはMV命令によりアクセスする側とL2BM命令によりアクセスする側で分かれており、並行にアクセスできる。
それぞれの側は1R/1Wであり、例えばL1BMへの転送の読み出しとL1BMからの転送の書き込みを同時に行うことはできない。